自宅の窓から望む志賀高原の山々も先週末には初雪を被った。寒暖の差がなくマツタケや紅葉が例年より期待できないこの秋も、いつの間にか冬に近づいているのを感じる。
朝晩の寒さに暖房のスイッチを入れる手に、ケチ根性が顔を出す。そういえば巷ではWARM BIZといって、厚着による暖房費の節約を提唱している。子供の頃、祖母が兄弟それぞれに綿入りのハンテンを縫ってくれ、それを着て受験勉強していた。少々重たかったが、暖かくて居眠りしてしまったのを思い出す。
今年の我が家は原点回帰し、「火鉢」を試みている。というのも先日１９７０年代の歌謡曲がこてこてに流れているある金物屋に立ち寄った。その時こんな南部鉄の大鍋を見つけた。これを火鉢に見立てなんとか「粋で環境に優しい暖房」にならないものかと現在思考錯誤している。また結果をご報告致します。
この火鉢をつつきながら会話も弾めば、心はスローライフ。
これこそ環境を配慮し、かつ快適を求める「ＬＯＨＡＳ」＝earth workである。

ＬＯＨＡＳな生活として薪ストーブの記事も掲載してます。こちらからどうぞ

先日コラムを見たという方から五徳が逆さまですよ。というアドバイスをいただきました。ありがとうございました。火持ちが良くなりました。