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欠陥住宅
   

先日またテレビで欠陥住宅の特集番組が放送されていた。
建売住宅のようだが、外観は洋風タイル張りで小奇麗な住宅である。30代の夫婦と子供が住む一般的な家庭。ところがまだ築1年にもかかわらず、リビングの大きな窓の周りは雨漏り。そして壁は修理のために剥されたまま放置されている。更に土台の基礎は浮いている状態。施工業者は「自分のところでは直せないので他で直してくれ、代金は自社の体力が持てば払う」と。謝罪の一言もない。なんとも気の毒な話だ。世の中にはこんな方がどれくらいいるのだろうか。建築家として腹立たしくもあり、申し訳なくも思う。そんな欠陥住宅を提供する悪徳業者は淘汰されればよいのだが・・・。もしそんな被害に遭ってしまい一生を棒に振ってしまうような家族がいたら悲しいことである。建築業界には、建築家協会、建築士会、建築事務所協会・・・・まだまだいろんな団体がある。会費もばかにならないが、このような救済のためにもっとそれを使ってほしい。せめてそんな家族を救えるような保険とか制度をつれないものなのか・・あってはならぬことばかり・・・世の中疑問だらけ。

そういえば、私が設計監理した住宅の現場でも、施工手順が理にかなっていない現場があった。施工者に問い詰めても????な返答だったことを思い出す。

 
   
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