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リフォームについて | |||||||||||||||||
これからリフォームをと考えている方々は多いと思いますが、限られた予算で効率的なリフォームを行なうのは、新築をする場合より難しい場合が多いことを認識しなければなりません。住宅というのは常に家庭環境により変化するものです。したがってリフォームをせずに20年、30年住み続けるのは難しいのではないでしょうか。ここでは以前住宅リフォームフェアで説明した内容を抜粋しました。 | |||||||||||||||||
リフォームするにあたり、まず検討するべきことを以下のようにまとめましたので参考にしてください | |||||||||||||||||
1、目的を明確にすること | |||||||||||||||||
1、誰のため(何のために) 2、なぜ 3、何をしたいか(どうしたい) |
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2、どこに(だれ)依頼するか | |||||||||||||||||
1、設計事務所 |
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イメージ資料(TOTOから抜粋) | |||||||||||||||||
2-1、設計事務所に依頼する場合は次のような場合にお奨めします | |||||||||||||||||
1、構造まで改修する場合 2、デザインを重視した改修の場合 3、法的な申請等が必要な場合 4、将来のために図面を残したい場合 |
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2-2、工務店、知り合いの大工さん等に依頼する場合は次のような場合にお奨めします | |||||||||||||||||
1、色が褪せてきたのでその塗り替え等 2、部分的に壊れた部分の修復工事等 3、手すりなどの取り付け等 | |||||||||||||||||
(いずれも比較的目的がはっきりしており、簡単なリフォームの場合) | |||||||||||||||||
3、リフォームのポイント | |||||||||||||||||
1、計画は慎重に(将来的な構想を考え、その中で今回の工事を決める) 2、リフォームは1回で終わると思わないこと 3、柱は大切に(むやみに壁、柱を取らない) 4、隠蔽部の工事は確実に(隠れた部分の改修に時間をかける) 5、時間及び予算に余裕をもつ(見えない部分の改修費を用意しておく) 6、前よりかっこよく(自慢できる改修) 7、記録は正確に(将来のために図面化しておく) 8、工事中の写真は出来るだけ多く取る |
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リフォームは前段で触れたように新築より難しい場合がほとんどです。したがって仮にリフォームの途中に問題が発覚した場合、もし設計事務所以外の業者に依頼していると、その問題部の解決策をご本人で最終的には決断しなければなりません。この判断は一般の人々では難しいことです。最悪の場合【リフォーム詐欺】などの被害に遭う可能性も考えられます。またリフォームの内容を記録として残すことを怠れば、次のリフォーム時に隠蔽部を壊さなければ現状が把握できないなど【場当たり的】なリフォームに陥りやすいことが懸念されます。新築の時だけ設計者に依頼するのではなく、機能ははもちろんデザインが洗練されることも含め、リフォームの場合こそ設計という作業が重要だということを認識しなければなりません。しかし設計事務所に依頼した場合は時間的余裕をもつ必要があります。それは現在の建物を調査し、いろいろ将来的なことを含め案を練り、かっこよい建物にしようとするからです。 | |||||||||||||||||
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リフォーム実例参考資料(松葉屋本店) | |||||||||||||||||
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まずリフォーム(改修)前に将来計画を含めた全体像を検討する | 将来計画を踏まえ今回分のリフォーム内容を検討する | ||||||||||||||||
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改修部分のイメージスケッチ | 完成写真(松葉屋本店) | ||||||||||||||||
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リフォーム実例参考資料(片流れの家) | |||||||||||||||||
基本平面図の作成 | 将来的な完成像を検討 | ||||||||||||||||
残す部分と新たに新築する部分とを検討 | |||||||||||||||||
一期工事完成予想模型の作成 | 解体後の既存住宅の構造を再チェック | ||||||||||||||||
既存住宅が構造的に不良な部分が発覚したため、一部筋違いで補強を行なう | |||||||||||||||||
地震(特に直下型地震)の時に柱が引き抜けないように金物で補強します | |||||||||||||||||
断熱材等材料については有害物質が出ない材料を指定する | |||||||||||||||||
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現場で発覚した不良箇所 | |||||||||||||||||
基礎が石でその上に束が半分しか支持されていない状態 | |||||||||||||||||
地盤が弱い場所でありながら耐圧盤の厚さが薄く、鉄筋も入れていない | |||||||||||||||||
場合により基礎を補強する場合もある | |||||||||||||||||
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