この写真は昨年白馬岳に登山した時の写真です。
運良く白馬大雪渓の土砂崩落の直前の天気が良い日に登りました。
先日NHKで「日本の名峰」
という番組で日本の山々を紹介していましたが、それを見ると無性に登山をしたくなります。高山の爽やかな空気をおなかいっぱい吸い込み、たくさんの汗を流すと心も体も生き返ります。
長野県の山(特に北アルプス)は山小屋という宿泊施設が充実しており、食事や寝具を持参しなくとも登山ができ、とても便利なところです。
しかし、その反面登山客が多く、当然ゴミも大量に発生し、少なからず環境破壊につながっているのではと思います。
話が少し飛びますが「宇宙船地球号」という番組を良く見ています。世界遺産で知られているカンボジアの「アンコールワット」周辺で、各国から訪れる観光客が年々増え、環境破壊が問題になっていることをこの番組で知りました。
営利目的にホテルを乱立させ、インフラが追いつかないまま汚染物質は川に垂れ流し、その下流に住む昔からの水上村が被害を受けている。そして地下水を汲み上げ過ぎ、アンコールワット遺跡群の地盤が沈下しているというのです。
ある建築家が今の人々は「礼儀」を知らないと言っていましたが、対人だけに限らず自然への礼儀も忘れてはならないと感じます。
|